ハロウィーン・グラス(新作)/Halloween Glass

水曜日, 2月 22nd, 2012 | 未分類

正しく立体撮影したにもかかわらず立体感が乏しく、まるで板を前後に並べたように見える・・・ この「書き割り効果」と呼ばれる現象を軽減するにはどうすればいいか・・・ これが最近の僕の立体撮影テーマです。

近くのオブジェをさりげなく構図に含めるようにすれば、閲覧者もその場所に存在したかのように感じ「書き割り効果」は軽減されるというのが通説ですが、人間の2つの目と同じ状況で撮影された立体写真に問題はないはず。
閲覧の仕方を工夫すれば、書き割り効果を無くすことはできるのではないか・・・

そんな仮定を立証すべく始めた実験がこれ。オリジナルの写真に手を加えることなく、閲覧環境を工夫することにより、奥行きをより効果的に見せています。

交差法 (Cross-eyed Viewing)

 

もともとの3D画像はこんな感じでした。

交差法 (Cross-eyed Viewing)

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